ついに、待ちに待ったミミズちゃんが届きました。当日は 、ドキドキ＆ソワソワで、早起きしてコンポストの植物にお水をあげたり、いつも以上に洗濯や洗い物に早く着手…（笑）
※ ちなみに、 苦手な方に配慮して、本記事ではミミズの写真はほとんど出てきませんので、お気軽にご覧ください。
アースワーム（ミミズ）研究会から、ミミズが届きました
注文方法
科学教育研究会のアースワーム研究会 （ ミミズ研究会 ）から、シマミミズ500匹を購入しました。詳細は、ホームページに記載されているのですが、メールか電話で注文が可能です。
▼ アースワーム研究会【ミミズ教材・コンポスト】
アースワーム研究会 について
アースワーム研究会は、東京都練馬にありますが、実際ミミズを育てているのは、 神奈川県伊勢原にある、有限会社相模浄化サービスさんだそうです。送り主様も、相模浄化サービス さんでした。
どんな風に届くか？
これが、何気に１番気になるのではないでしょうか？
私は、どんな風に届くのかが分からず、超ソワソワして、色々なシュミレーションを重ねてしまいました。
普通のダンボールで届きます
普通のダンボールで、ヤマト運輸さんが届けてくれました。■ サービス名 ： 宅急便
■ 品名 ： シマミミズ500匹分
シマミミズってバレてる（照）
でも、そのお陰で、ヤマトさんも丁寧に運んでくれているのかな？「生もの」「下積厳禁」「天地無用」のシールも貼ってありましたしね（^^）
いざ、オープン！
おや？ 超ドキドキしましたが、 まだミミズさんは見えません。
通気性のある袋の中にミミズは入っていて、その周りには新聞紙が詰められています。
袋もオープン！
おやおや？・・・土！！！
拍子抜けです。
大量の土と一緒に入れてくれているのですね。
近くで見ている夫が、「本当にミミズいる？」と言うほど500匹入っているとは思えません。
でも、よく見ると表面に１～２匹確認できました。
ミミズは明るいところが苦手なので、隠れてしまったのですね。
コンポストにお引越し
以前作った、ミミズコンポストに、ミミズを引っ越します。
▼ ミミズコンポストの作り方はこちら
漏斗（ろうと）設置
素焼きなのでミミズが傷ついたら可哀そうだな・・・というのと、他に漏れたらマズイと思って、チラシで簡易的な漏斗（ろうと）を作りました。（ただ、チラシを丁度いい形にしてテープで止めただけです。）
そこに、先ほどのミミズが入っている袋の上部を切り取って、ゆっくりと、ここの穴に流し込みました。
ここでも、１～２匹のミミズちゃんと遭遇しましたが、そんなに見る事はありませんでしたし、ガーデングローブをしてたことと、土に包まれているので、ミミズの感触？も分かりませんでした。
しばらくフタを開けたまま、待つ
ミミズは、明るいところが苦手な特性を活かして、しばらくフタは開けておきます。こうすると、ミミズがコンポストの中の方まで入ってくれます。ちなみに、このコンポストは、内側のポットと、外側のプランターをミミズが行き来できる仕組みになっています。
初めての餌やり
ミミズが、見えなくなったら、餌（生ごみ）を入れます。
適正量
ミミズの重さ：１日のご飯の重さ＝２：１が、適正量だそうなので、２００ｇ （約500匹）のミミズに対しては、１００ｇが適正量となります。とは言っても、落ち着くまでは、そんなに食べないかもしれませんし、キッチリする必要は無いみたいですが、、、最初なので、１００ｇ ってどれくらいかな？と思って計ってみました。
これくらいです。コツコツと、この日のためにとっておいた、野菜の皮やコーヒーカス、茶殻、砕いた卵の殻など・・・ミミズちゃんが好きそうなものを、ブレンドしました。全て生ゴミになるはずだったものです。
どうやら、ミミズにも好みがあるそうですが・・・うちのミミズちゃんは何が好みかな？（^^）
ご飯を入れて、軽く土と混ぜたら、フタをします。
ミミズは、明るいところが苦手なので、フタを開けておくと、ご飯のところまで来てくれません。１度閉めたら、あんまり開けずにそっとしておきます（とは言っても、気になってしまって、私は覗いてしまいました 笑）。
土の温度
ミミズは、15～25℃の温度で、ご飯を沢山食べてくれるそうです。
ミミズを入れた直後 （AM11:00） の温度は、15℃・・・いい感じです。
PM14:30に温度を確認すると・・・
約26℃・・・。まだ平気ですが、３月なのに、こんなに温度が上がるとなると夏が危険です。。。ベランダには屋根がありますが、もっと暑さ対策を考えないとです！
▼ 追記 ： 次の日は、なんと34℃に！！！
庭のミミズじゃダメなの？
これは、恐らく誰もが思うのではないでしょうか？私もこの話を親にすると、父親から「ミミズを買うなんて、あり得ない。ミミズなんて、石をひっくり返せばいるのに！」と言われました。たしかに、庭にもミミズはいます。が、コンポストができるミミズは、ほとんど庭にはいません。コンポストができるミミズは「シマミミズ」です。その他の土壌生息型ミミズは、大量の有機物を処理できません。また、閉鎖空間だったり、人間がかき回したりすることで死んでしまいす。それに・・・500匹のミミズを捕まえるのは、なかなか骨が折れる作業です。ですので、ミミズはシマミミズを購入することをオススメします。
庭で飼ってもいいの？
これも、お庭がある人や、家庭菜園をされている方には、浮かぶ疑問かと思いますが、シマミミズは「土壌生息型」ミミズではありません。自然界では、腐った落ち葉などに潜み、有機物を沢山分解して生きています。そのため、お庭の土に放しても、生きることが難しいのです。（たくさんの有機物があれば、生きられるかもしれませんが）
ミミズを飼う前に、読むと安心な本
これまでの知識は、ほとんどこの本で学びました。ミミズが来るまで、疑問に思っていたことは、この本が全て解決してくれましたので、ミミズコンポストをやろうかな？と思っている方は、ぜひご一読をオススメします。
▼ だれでもできるミミズで生ごみリサイクル―ミミズに学ぶ環境学習 (日本語)
メアリー アッペルホフ (著), Mary Appelhof (原著), 佐原 みどり (翻訳), 科学教育研究会 (監訳)
とっても読みやすい本ですので、私は、数時間で読み終えてしまいました。でも、１度では忘れてしまうこともあるので、あれ？と疑問に思ったことがあれば、いつでも逆引きしています。
ここからがスタート
これで、準備は整いましたが、ここからが本番です。ミミズが環境に慣れるまで、そっと様子を見つつ、ご飯を食べたかな？何が好みかな？と、これから観察していきたいと思います。
～ どうでもいい話 ≪ミミズの命名≫ ～
「うちの最初のペットは、ミミズだね。でも、５００匹もいたら、名前つけるの大変だね。」と夫。・・・たしかに！そこまで考えていませんでした！ が、考えてみました。このミミズちゃん達を相称して、「チーム・ミミズ」と呼ぶことに。これからのチーム・ミミズの活躍を応援します。
▼ 続きは、こちら！
▼ 気になる脱走について、まとめてみました…
