ミミズコンポストの脱走と対策

ミミズコンポスト

こんにちは、haruです。

だんだんと、暑くなってきましたね。最近は、目の前の川が氾濫しそうだったり、雷で停電してしまって、在宅ワークがほぼほぼ出来ない日があったり、ミミズちゃんのフタのカビ予防に柿渋を塗ろうと思っていたところに、大雨でカビカビになってしまったり・・・ゴミ出しの日を間違えたり(←どうでもいい…)、季節の変わり目で、翻弄されております。

今回は、ありがたいことによく質問をいただきます「ミミズの脱走」についてのお話です。

なんだか専門家でもないのですが、私なりに少ない経験と本で読んだ知識で、少しでもお役に立てれば幸いです。

ミミズって、脱走しないの?

これって、結構気になりますよね!私も、始める前は、非常に気になっていました。

特に、マンションやアパートのベランダの方は、お隣に迷惑を掛けたら・・・なんて想像すると恐ろしいですよね。

結論から言いますと、ミミズは、脱走します(笑)

嘘をついても仕方ないので、言いますが…

ただ、我が家のミミズちゃんは、おそらく数えるほどしか脱走していませんので、そこらへんをお伝えできればと・・・

スタートしたばかりの時は、脱走しやすい

フタをしめる

本を読むと、ミミズコンポストをし始めたばかりのときは、どうしても脱走しやすいようです。引っ越しをして、環境になれていないので、「ここはどこ~?」とさまよっている間に、脱走してしまうのかもしれませんね。

雨が近づくと脱走しやすい

ミミズが地表に出てくると、雨が降るというように、雨の前後にはミミズは地表に近いところに出てくるので、どうしても脱走しやすいようです。

脱走すると、すごい距離を移動している!?

ミミズって、足がないので動きが遅いかと思いきや、めちゃくちゃ早いです。

ある条件下の朝に、脱走ミミズちゃんと遭遇したことがあるのですが、「え、こんなところまで!?」と驚かされました。(横長のベランダの端っこにコンポストがあるのに、逆の端っこの方まで行きそうな勢いでした)

脱走しないために

ネットを張るという方もいて、そうすると外部からの虫も遮断できて一石二鳥だと思うので、そいった方法もあるかと思います。

我が家は、ミミズの養殖業者さんもやっているという方法を(本で読んだ話ですが…笑)、やっているというほどでもないのですが、やっていたのでご紹介します。

夜がポイント

ミミズは、光を嫌います

ということは、昼間はほとんど脱走しません。実際、結構な頻度でコンポストの外堀をのぞいている私も、外堀の表面をミミズちゃんが歩いているのは、なんと1回しか目撃していません!(少し土を掘ったところや、ツボの中では、よく見ますが…)

そして我が家の元ベランダは、たまたま街灯が目の前にあったので、夜もそれほど暗くありませんでした。今の家も、お庭の近くに街灯があったり、お隣さんもソーラーライトをつけて下さっているので、明るいです。

ただ、梅雨の時期や、雨が強い日には光が遮断されてしまっているのか、そういった日だけは、脱走した時期が少しありました。

夜、特に雨の日はライトをつける

私は、実践していない(というか街灯が十分明るいので)のですが、ミミズの養殖業者さんは、夜の間、脱走を防ぐためにライトをつけている方もいるそうです。(たしか、ミミズの話で読んだかと)

もし、夜は真っ暗になってしまう場所でコンポストをやる場合は、雨の日だけでもライトをつけてあげると、脱走しずらくなるかもしれません。

脱走してしまったら・・・

これは、とにかく朝のうちに救出してあげることが重要だと思っています。

というのも、ミミズの体はほとんど水分なので、日中のベランダでは水分が失われて、ほぼほぼ厳しい状況になってしまうからです。

触れなくても大丈夫

ミミズを触れる方は、ぜんぜん手で戻してあげても、箸で戻してあげても良いのですが、

・ミミズって体温が低いから、人間が触ったらめっちゃ熱いんじゃない!?・・・とか

・お肌もやわ肌そうだから、ブキッチョな私に、うまく扱えるのか!?・・・とか

いろいろ心配だったので…ミミズの習性を、もう1度考えてみましたところ、無理に触ったり掴んだりしなくてもイケるんじゃない!?と気が付きました。

スコップに、面白いほど登ってきてくれる・・・♡

そう、ミミズは光を嫌うんです。

朝、ベランダで遭遇したミミズは、ほとんど大人し~くなってしまって、半ばあきらめムードが漂っています。

そこで、「」が現れたら・・・

そう、すごい勢いでそこに向かうんです。

 

細かいやり方を説明すると・・・

こういった形のスコップを、水に濡らして、端っこより少し上に土を、少し乗せます。(中が影になっていれば、スコップじゃなくても出来るかもです。ちなみに、こちらはダイソーで大小2サイズ入りで100円で、最初の頃に何も考えず買って、買ったからにはカナリ活躍しているスコップです。)

で、まだ生きていそうなミミズちゃんの近く(できれば顔側)に、そっと下ろします。

ミミズちゃんの目線だと、おそらくこんな感じ

(あ、ミミズに「目」はありませんが、光は感じ取れるようです)

そうすると、赤ちゃんミミズも、大人のミミズも、今まで元気なかったのに、一生懸命登ってきてくれるんです・・・♡

これは、結構面白いので、ぜひやっていただきたい!笑

・水で濡らすのは…ミミズちゃんは干からびかけているので、できるだけ水分があった方がよいと思うので(もはや、少しミミズに水をかけてあげても良いかも?)。

・土を少し乗せるのは…あまり奥の方まで登ってしまうと、今度はそこから出たがらなくなるので、土でせき止めてあげて、そっと土ごとプランターに戻してあげています。

以上、完了です。

おわりに

あと、もしかしたら、私はほとんど土をむき出しにしていないので、脱走しにくいかも?しれません。

タイム(ロンギカウリスタイム)は、グランドカバーになりつつも、他の植物もその間から出てきて元気に育っていたりするので、もしかしたら良いかもしれません。

増え過ぎたら刈り込んで、挿し木でドンドン増えるし(増えすぎてるのに、もっと増やしてどうするのか・・・笑)、香りも爽やかで、パスタとかスープに入れると美味しくなるし、お花も可愛いし、オススメです。

ただ、増えるので、それを計算に入れないと、タイムだらけになるかもしれません(笑)

 

本当にありがたいことに、(本当に私でよいのかな?と思うのですが…)質問をたくさんいただく中で、この「脱走」に関することが断トツで多かったので、みなさんが1番気になることなんだろうなぁ~と思い、今回書かせていただきました。

とはいえど、私は脱走経験が少ない(ん?これだと私が脱走しているみたいではないか…?笑)

もとい、ミミズの脱走経験が少ないので、もし「こんな方法があるよ!」という方は、SNSやお問い合わせなどから教えていただけましたら嬉しいです。

なかなか、大変なことが多いご時世ですが、植物や生き物達に元気をもらっていきましょう~!

タイトルとURLをコピーしました