軽石なのに、養分も保てる ~ ひゅうが土

無菌 土作り

こんにちは、haruです。本日は、土と石の良いところを併せ持った不思議な土をご紹介します。

平和 日向土 小粒 14リットル

今回は、小粒の14Lを購入しました。青いパッケージで中身が見えるようになっています。

ひゅうが土 パッケージ

裏面には、使い方が記載してあります。

裏面

▼ こちらで購入しました

ひゅうが土(日向土)とは

日向土

宮崎県南部で産出する軽石の一種。別名ぼら土ボラ土)。
ちなみに、ひゅうが土はひゅうが土販売株式会社の登録商標です 。

水に沈む軽石

軽石といっても、私たちが知っている軽石とは違い、水に沈む特性があります。なぜなら、土の1粒1粒に、微細な穴が空いているため、水が通っていけるからです。

【動画】水に沈む様子

微細な穴には、十分な水や養分、空気を保つことができるため、保水性・排水性ともに優れた、ユニークな土です。

中性・無菌・無肥料で、使いやすい

無菌

ひゅうが土は、ほぼ中性(微酸性=約PH6)のため、使い勝手がよく、あらゆる植物に幅広く使えます。
また、無菌、無肥料のため衛生的で、病害虫の心配がないため、プランター栽培や観葉植物を育てるのにも安心して使えます。

実験!本当に水を吸っているのか?

計りと、ひゅうが土と、お水を使って実験です。

準備

ひゅうが土、100gを使います。

100g

水に浸した直後

水に浸します。浸した直後は、水に沈んでいる土もありますが、浮いている土の方が多いです。

100

40分後

最初より大分沈んできました。

2

5時間後

ほとんど沈んではいますが、これ以上は日が暮れてしまいますので、ここで終了です。

3

水を捨てて、、、

水を捨てる

いざ計測!

吸っている

167g・・・67g増えています! これは、水を吸っているということですね。

水を吸うということは、養分も蓄えられます。
しかも、5時間も浸してまだ浮いている土があるということは、たっぷりと空気を含んでいるということ。
また、ゆっくりと水を吸うので、余分な水分は排出してくれそうですね!素晴らしい。

・・・ちなみに、水に濡れると、いろいろな色の石があることに気づきます。

水にぬれると色が変わる

使用例

パッケージの裏側に使用例が、図解付きで分かりやすかったので、載せさせていただきます。

さつき・花木・盆栽

ひゅうが土の細粒と小粒(または中粒)を層状に使います。

さつき・花木・盆栽

洋ラン

株の大きさによって、粒の大きさを変えます。大株の場合は中粒、小株の場合は小粒を使い、鉢底には大粒を敷きます。

蘭

さし木

細粒を使います。

さし木

ハンギングプランター

私は、軽くて排水性が良いので、植木鉢を吊るしたり、壁掛けしたりする「ハンギングプランター 」 に用いようと思っています。
ひゅうが土に1割のもみ殻くん炭を混ぜて使います。もみ殻くん炭は、微生物のすみかにもなります。

国産 & 無農薬 もみ殻くん炭
もみ殻くん炭とは籾殻燻炭(もみがらくんたん)は、お米の精米時に採れる籾殻を低温でじっくりと燻したものです。主に土壌改良材としても使われています。また、以下のような特徴があります。酸性の土壌を中和する― 植物の灰は、水に溶かすと強いアルカリ性...

ひゅうが土の種類(粒の大きさ)

粒の大きさごとに、ご紹介します。商品ページには、口コミレビューもありますので、用途に応じてお使いください。

大粒

商品名 ひゅうが土(大粒)
粒径 12~25mm
商品説明 洋ラン、寒ラン、オモト、観葉植物の培養及び鉢底用に

中粒

商品名 ひゅうが土(中粒)
粒径 6~12mm
商品説明 洋ラン、寒ラン、東洋ラン、花木、観葉植物などの培養に

小粒

商品名 ひゅうが土(小粒)
粒径 3~6mm
商品説明 山野草、花木、盆栽、サボテン、寒ラン、東洋ランなどの培養に

細粒

商品名 ひゅうが土(細粒)
粒径 2~3mm
商品説明 山野草、花木、盆栽、サボテンなどの培養に

おわりに

ひゅうが土は、水を含みやすいように80%乾燥させているので、充分に水を含ませてから使用する必要があります。
予定が決まっている場合は、前日に水に浸しておくとスムーズですね。

無菌

いかがでしたでしょうか?
今回は、土と石の良いところを合わせ持った、ちょっと不思議な「ひゅうが土」をご紹介しました。
ぜひ、用途に応じて活用してみてください。

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