ミミズコンポスト ~ 餌について

ミミズ 餌やり ミミズコンポスト

こんにちは、haruです。ミミズコンポストを始めて1か月くらい経過しましたので、現在の状況と、生ゴミは減ったのか? ミミズにどんな餌をあげているか与えてはいけないものは? など、お話ししたいと思います。

※ ちなみに、 苦手な方に配慮して、本記事ではミミズの写真はほとんど出てきませんので、お気軽にご覧ください。

1回目の生ごみの状況

1日目

卵の殻、コーヒーカス、お茶がら、ニンジンの皮、大根の皮、玉ねぎの皮などを入れました。

餌を入れたあと

7日目

卵の殻や、お茶がらは、いち早く姿を消しました。(コーヒーカスは、土と同化して、いまいち分かりません)

また、壺の中には、水を一切入れていないのに、カナリしっとりとしています。

この頃には、フタを開けると必ず 、ミミズが何匹も表面を歩いているようになりました(笑)でも、明るいのが苦手なので、フタを開けると、すぐに隠れてしまいます。

1週間

14日目

この頃になると、不思議な変化が!

よ~く見ると、新芽が生えています。大根のヘタから生えてきたのかな?水も肥料もあげていないのに、2週間前に入れた生ごみが生きています!ミミズコンポスト恐るべし。

14日目

同じような原理で、アボカドの種を入れておくと、芽が出て根っこが生えてくるそうなので、いつかやってみたいです。

にんじんの皮は嫌いなのかな? それとも、大きすぎたかな? あまり、減っていないようです。

2度目の生ごみ投入

完全に無くなっていませんが、わが家の生ごみが貯まってきたので、表面に土を被せて、次の生ごみを投入したいと思います。

ミミズのえさやり

今回は、前回の反省を踏まえて

  • ニンジン・里芋・大根の皮など(小~さく切って、乾燥)
  • 卵の殻
  • コーヒーカス
  • お茶がら

を入れました。

生ごみコンポスト

細かいので、ミミズも食べやすそう!な気がします。

温度

土の温度も、約17℃ ・・・いい感じです。

ミミズの餌の作り方

ミミズコンポストに入れる生ごみは、人間のご飯を作るときに一緒に作っています。

ミミズのご飯作り

細かく切る

にんじんの皮・・・左上にあるヘタも、細かく切ります。

ニンジンの皮

大根の皮・・・少しでも早く食べてほしいので、日に日に細かくなってきています。

大根の皮

人間のご飯の野菜を切りつつ、皮やヘタも細かく切ってしまえば、それほど負担になりません。(私は、あとでやろうと思っていると、面倒くさくなってしまうので。)

完成

また、今まで捨てていた部分を、細かく切るうちに、「ヘタの周り、もっと食べられるなぁ。」とか、「皮も小さく切ったら、スープに入れられるなぁ。」とか・・・今まで捨てていた部分も、「 もっと食べられる 」ことに気が付きました。これも、いい発見です。

ハンドブレンダー・電動ミキサーは使わない

電動ミキサーなどで、野菜くずを細かくカットすると、ミミズの食べやすい大きさになる一方で、余分な水が出てしまうため、かえって悪臭を出してミミズのストレスになることがあるそうです。

また、生ごみの処理をするのに、電力を使っては “ もったいない ” という、メアリー・アッペルホフ師匠の教えに従って、私はできるだけ手動で、ごみを小さくしていこうと思っています。

▼ だれでもできるミミズで生ごみリサイクル―ミミズに学ぶ環境学習
メアリー アッペルホフ (著)

乾かす

ザルに入れて、一晩乾かしたら、
食品トレー水切りネット(排水溝用の目が細かいもの)に平らに広げて、しばらく乾かします。

乾かすことで、悪臭を防ぐことができます。悪臭のする状態だと、ミミズにもストレスを与えてしまいかねません。

乾かす

少しすると、ふりかけのように、カサカサになります。

乾かしたもの

しっかり乾かせば、匂いもしないし、量も減るし、燃えやすくなります。

コンポストにしない方も、こうすることで

  • 生ごみの匂いから解放される
  • 燃えるゴミの削減
  • 焼却処理に使うエネルギーの節約

に繋がるので、とてもオススメです。

コーヒーかす、お茶がら

コーヒーカスや、お茶がらも、乾かしてあげています。

乾かす

▼ 詳しくはこちら

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たまごの殻

卵の殻は、水で洗って、乾かして、細かく砕いて与えています。

ミミズには、歯がないので、卵の殻をそのまま入れると、分解に時間が掛かるからです。

玉子の殻

わが家のミミズは、卵の殻が好きなようで、与えると、割とすぐに姿を消します。

ミミズの体には、砂嚢(さのう)という器官があり、その中には小さな砂粒や鉱石が入っています。その粒と食べ物がぶつかることで、細かく効率よくすりつぶすことができるのです。

もしかしたら、卵の殻も、そういった役割を果たすのかも?しれませんね。

ミミズに与えてはいけないもの

みかん

ビニールやプラスチックなど、分解できないものは、もちろんNGですが、ほとんどの有機物を与えてOKだそうです。

例えば、コーヒーの紙フィルターや、お肉、骨、揚げ物の残りなども、時間は掛かりますが、分解してくれます。

ただし、柑橘類を、沢山与えてはいけません。柑橘類に含まれる「 リモネン 」という物質が、ミミズにとって毒となるので、みかんの皮や、オレンジジュースの残りカス等を沢山あげると、ミミズが死んでしまいます。

それ以外は、あまり細かいことは気にせず与えても良いそうなので、あまり気負わず始められます。

できるだけ無農薬の生ごみを

ミミズのご飯作り

生ごみを処理するだけでしたら、さほど気にしなくて良いのですが、わが家は、コンポストで作った堆肥で、野菜を育てています

そのため、もし農薬を使った野菜の皮を、コンポストに入れると、その農薬が、ミミズ堆肥野菜われわれの体にまで巡ってきてしまうのです。

これでは、自然栽培の意味がありません。ですので、普段食べる野菜や、コーヒー、お茶、卵も、無農薬&無投薬の安全なものだけをコンポストに回しています。

おまけ

ちょっとカッコ悪かった、フタの下に敷いた、黒い布。。。

外蓋

▼ 黒い布を被せた経緯はこちら

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このご時世、あまり外に出られずに時間があったので、ちょっと装飾しました。

after

派手! インド風!(笑)

見慣れるまで、違和感しかありませんでしたが、インド風にしたことで、布を被せたり、外したりが、非常にやりやすくなりました。

ミミズ達にとっては、どうでも良いことだとは思いますが、利便性が上がったので、良しとします。


▼ 参考アイテム

▼ ミミズコンポストで作った堆肥の使い方はこちら

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