土作りに対する考え方

土作りに対する考え方 プロフィール

プランター自然栽培での、土作りに対する “わたしの” 考え方をまとめてみます。

自然栽培での、土作りに対する考え方

個人的見解ですが、自然界では「土作り」という考えは存在しないのだと思います。

植物の根が、人間が耕すよりも、もっと深く土を耕す。
耕された土の根の周りには微生物があふれ、土壌生物が枯れた葉や有機物を分解して、それが自然と肥料になる。
そうやって自然の力で土は育っていくため、人が施す農薬や肥料、そして耕すことは本来は不要のはずなのです。
自然の力を前にしたら、人がやっていることは、時には不要なのかもしれませんね。
そんなことを教えてくれたのは、こちらの本です。

自然農法わら一本の革命

―― 田を耕さず、肥料をやらず、農薬などまったく使わず、草もとらず……それでいて豊かな収穫をもたらす、驚異の〈自然農法〉―― その思想と実践を易しく説いたロングセラー。

なんと、この本は約30年前(1983年)くらいに書かれたというから驚きです。そんな前から自然農法を実践できていたといことです。目から鱗なお話しや、個人的には笑ってしまうエビソードもありました。「自然農法とはなんぞや?」という方にとてもオススメの本です。

プランター自然栽培での、土作りに対する考え方

プランター自然栽培では土は、既にありません
そのため、自分で土を用意しなくてはなりません。
そのため、初めは土作りをします。
ただし、いくつか気を付けながら作っていきたいと思います。

土を育てる「育土」

ふっかふかです。

1度土を作り、植物を植えたら、そこからは土を育てたいと思っています。
できるだけ追肥せず、耕さず、捨てず、もちろん農薬は使わず。
多様性を壊さない
ように「育土」していきます。

「寄せ植え」で、コンパニオンプランツを上手く活用

マリーゴールド

相性のよい植物達を、同じプランターに寄せ植えします。
土の中の栄養バランスを整え、病気から守ってくれたり、虫がつきにくくなったり、いいこと尽くしだそうですよ。

抜かず、捨てず、土へ還す

伐採

季節の終わった、植物は、根から抜いてしまうのではなく、地表に近いところを切り取るようにしています。

根に共生している菌や、土壌微生物たちを、そっとしておきたいからです。

また、刈り取った茎・葉・花などは、なるべくゴミとして捨てるのではなく、土の上に置くようにしています。

土へ置く

土の保湿・保温ができたり、いつしか土に還って栄養となってくれると思っています。(案外、すぐに分解されて、置いたことを忘れてしまいますよ。)

ミミズコンポストを活用

ミミズ 餌やり

自然界では、ミミズや土壌生物の力は大きいと思っています。わが家では家庭で出る生ごみを、ミミズに与えてミミズに堆肥を作ってもらっています。

生ごみが減って、肥料を与えなくても、植物が元気になって、、、とっても幸せな仕組みです。

▼ ミミズコンポストについて、詳しくはコチラ

ミミズコンポスト
ミミズコンポストを自作しました。ミミズコンポストは、キッチンで出た生ゴミをミミズに食べてもらい、その糞や尿を堆肥として使うというものです。 わが家は、プランターを使っているので、ミミズを飼いながら、その周りで野菜も育つ、一石二鳥のコンポスト...

おわりに

種

土作りとは、ちょっと違いますが、自家採種も少しずつ増やして、わが家のプランター環境に強い植物を、少しずつ増やしていけたらいいな~という野望も。。。

▼ 私は、こちらの本を読んで、自家採種しなくては!と思いました。

土作りも、自家採種で固定種を作っていくのも、時間のかかることだと思いますが、きっと何年後かには、植物の育ちやすい環境ができていると信じて、頑張ります!

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