ハコベの見分け方

はこべの花 ハコベ

こんにちは、haruです。春ですねぇ。

わが家は、春の訪れとともに、もりもり育ってくれている野草、ハコベ(仮)の成長から目が離せません。

2021年11月頃(プランターリセット直後…ちょっと寂しい)
ハコベ
2022年4月(もりもりに。)

ハコベの歴史

ハコベは春の七草に「はこべら」として古くから食べられてきているので、日本に元々あったかと思いきや…有史以前にヨーロッパから中国を経由して日本に入ってきたそうな。

江戸時代には、なんと…ハコベの栽培を推奨したそうな!とは言っても栽培方法は、種を軒下などにばら蒔いておけば良いという具合のものだったらしいのですが。

わが家のハコベが生えた理由

実は最初、購入した白菜の葉の合間に挟まっていた10cmほどの、ハコベっぽい草がありまして…

これが可哀想だから水に浸けておいたら、根っこが生えてきまして。

母に聞いてみると、「はこべっぽいね。昔買ってた文鳥のために摘んで帰ったなぁ」と、なんてホッコリする話し…

そう、それでプランターに植えてみたら、順調に育って、種を落としたのか、今年も芽を出しスクスク育ってくれていると思われます!とっても強靭です。

そして、どんどん話しは反れていくのですが…ハコベって、春に発芽するのかと思いきや、実は秋には発芽しているらしいですよ。ぜんぜん気がつかなかった(笑)

植物に詳しくないので、知らぬ芽が生えてきても、大きくなるまで見守るスタイルでよかった(*´ー`*)笑

ハコベの効能

はこべ 食用 効能

はこべは、ビタミンB・Cに富んでいて、たんぱく質5%、糖分5%、脂肪0.5%などが含まれているらしく、栄養価が高いとのこと。

青汁の原料にもなるそうな…。

(ネットの情報によれば…胃腸によかったり、美肌効果があったり、歯茎によかったり、止血作用があったり…ヨーロッパでは現在も皮膚炎のための軟膏の原料として用いられているらしい…とか。本当に沢山出てきました…)

胃にもよいということが正しければ、お正月で暴飲暴食したあと、春の七草としてお粥に入っているのは、理にかなっていますね^^

ハコベ

が、ふと、食べてみようかな?と思うと、二の足を踏んでしまいまして…

というのも、野草とかって、勝手に生えてくるものだから、素人には「それだ!」という確証がないじゃないですか…?

去年の白菜についてた子は、ハコベだけど、今生えているのは毒草やも分からない!

できれば、お腹を壊したくないですので、ちょっと私なりに、調べてみました

ハコベの見分け方

時期

まずは、季節。はこべの開花時期は、だいたい3~5月。

これはクリア。

花の色

ハコベの花の色は、

お花~お花~♪っと。

ハコベ

ん?

全然お花なくない?Σ( ̄ロ ̄lll)

 

おや?

なんと、うさぎさんの足元に発見!

はこべの花

うん、白♡

といことで、第一条件クリア!

※ちなみに、お花は日が出ているときしか咲かないという説があったのですが、どうやらハコベに光周性はないらしく、暖かければ、いつでも咲くらしいです。この日も、お昼前くらいには気温が上がってきたからか、お花が沢山咲いてきましたよ(^-^)

花びらの数

ハコベの花びらの数は、10(正確には5)枚

花びらは、一見10枚に見えるのですが、5枚の花のそれぞれに切れ込みが入っているため、10枚に見えるそうです。

はこべ 花びらの数

た、たしかに。よくみると蝶々の羽みたいです。

これも、クリア!

花の大きさ

花の大きさは、5mm程度

5mm

かわいい…これも、クリア!

ちなみに、花言葉も超かわいいのですが
「ランデブー」「密会」「初恋の思い出」「愛らしさ」などがあるそうで…。
ハコベのまわりに小鳥たちが集まる様子からつけられたそうですよ♡

はこべ 花言葉
※写真は、完全にharuの妄想イメージです(笑)

たしかに、家族にインコがいる方は、インコの餌として育てるくらい、鳥さんも大好きみたいですからね…♪

葉っぱの形

ハコベの葉っぱ 特徴
  • 卵形で、先が尖っている … ○
  • 互い違いに生えている … ?
  • 地面に平たく這うように葉茎を伸ばす … ○(めっちゃ這って増えてます!)
  • 明るいグリーンで柔らかい … ○

おお、(互い違いが、ハッキリわかりませんが…)一応これもクリア

茎の色

一般的なハコベは、コハコベミドリハコベに分かれるらしく(・・・どちらも食べられるらしい!ので、どちらでも良いといえば良いのですが)、見分け方がまた難解!

一般的な見分け方】

  • コハコベ:葉が濃緑色(1~2センチの卵形)、茎が赤紫色
  • ミドリハコベ:葉が1~3 cmセンチの卵形。茎も葉も明るい緑色でやわらか
コハコベ

え、これどっち…?(*´・д・)

 
茎が赤っぽいので、コバコベ
でも葉は柔らかいからミドリハコベ

いろいろ調べていると、
コハコベも、日当たりが悪い場所だと、緑色っぽくなって、葉も大きくなり…
ミドリハコベも、日当たりのよい場所では茎が赤っぽく、しかも葉が小型になるらしい…

えぇ~もはや分からないじゃん!!!

と、思ったら雄しべの数でわかるかも?という情報が!

ミドリハコベの雄しべ:5~10本
コハコベの雄しべ:1~7本

雄しべの数が4個以下であればコハコベ
(雄しべの数が5個以上のときは種の形の確認が必要とのこと。←これは、ちょっと今は無理そう)

はこべ 花びらの数

ぬぉ~!惜しい!5本ある(TT)

5mm

あれ?これ4本じゃない…?(え、違うかな?笑)

もう、ここまで来たら素人にはお手上げかもしれない…
まぁ、どちらも食べられるので、コハコベっぽいハコベ(仮)ということにします

詳しい方がいたら是非教えてくださいm(..)m

はこべ レシピ

食べられることが、ちゃんと判明したので、三つ葉と一緒に収穫して早速食べてみました。

ハコベ 収穫

フタの上に置いているのが、収穫した分です。

はこべ 食用 効能

生で一口食べて見ると、青臭さとか、苦味は全然なくて、しょっぱくない塩(どんなだ…?)のような味で、美味しかったです。クセがなくて料理にも使いやすそう

はこべと三つ葉のだし巻きたまご焼き

生で、サラダにしてもよかったのですが…

お弁当をつくるついでに、だし巻きたまごに入れてみました。

※ひとつまみの塩を入れたお湯で、サッと下茹でして、しぼったものを入れています。

ハコベ ミツバ だし巻きたまご おすすめ レシピ

ちょっと、あまりキレイにできませんでしたが(笑)

しゃきしゃき感は残りつつも、卵を邪魔しない感じで、美味しかったです。栄養価UPにいいかも!

また、シャキシャキ感についてなのですが…ハコベは、一見柔らかそうなのですが、固い筋が通っているそうで、下茹でしてもシャキシャキしていたのは、この筋が残っていたからなんですね。

まだ3月なので、どこも柔らかく、いい感じのシャキシャキ感なのですが、もう少し経ったら、なるべく先の方の柔らかい部分を食べた方がよさそうですね。

おわりに

はこべ プランター栽培

はこべは花がかわいいし、どんどん増えて食べられるし、生えてきたらラッキーな野草です。

実際、収穫してもすぐに増えるので、ちょっと野菜が足りない…と思ったら、プランターからちょいちょいっと収穫して、

料理に混ぜちゃえば、結構つかえます。炒めたらカナリ縮みますが、シャキシャキ感は残るので、存在感はあります。(本当は下茹でした方がよいのですが…時間のないときは、ぽいっとフライパンへ…笑)

さらに、前読んだ本によると、ハコベが生える土は、ほとんど無肥料で何でも育ついい土だそうな。自然栽培の励みにもなりますね(^-^)

読みたい本&読んだおすすめ本

【参考文献】春の七草の歴史~食べ方や効能まで教えてくれる、今回ドンピシャだった本。図書館で探しても、ここまで掘り下げてくれる本がなかったので、助かりました!

 

若杉ばあちゃんの、大好きな本。ところどころ生活に取り入れさせていただいています

 

ハーブ王子(王子様がいるんですね!)の野草愛がつまっているそうで、野草初心者でも読みやすいそうなので、読んでみたい本です。

 

こちらも、非常に気になる本です (๑・﹃ ・๑)
採り方・食べ方・効能までわかるという…。持っていると便利そうですよね!

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