こんにちは、haruです。わが家のミミズコンポストでは、外堀に植えている植物が、直接ミミズ堆肥の栄養をもらったり、外堀の土を他のプランターに与えたりして、堆肥を活用しています。
これは、主にミミズの糞を活用しよう!と思ってやっていたことなのです。
が、今回はそれだけではもったいないのでは?と思えてきたので、液肥としての活用を考えてみました。
ミミズ 液肥とは
ミミズの尿には、たくさんの栄養があります。その尿を液肥として活用できることまでは知っていましたが、いったいどうやって作られていて、どんな栄養があるのか?を改めて調べてみました。
ミミズの体はヌルヌル…これが尿でした
ミミズの体表って、ヌルヌルしていますよね。
実は、ミミズの尿は、この体表から流れていて、毎日土の中を動き回りながら、この栄養を土に送ってくれていたのです。(なんと、効率の良いこと!!!)
主成分はアンモニア…これだ窒素肥料に
ミミズの尿の主成分は、アンモニアだそうです。
アンモニアの分子式は、NH3
かんたんに言うと・・・
N(窒素)に3つの H(水素)が結合した化合物ということ(理系研究者の夫に解説してもらいました 笑)
ということで、アンモニアには、窒素が含まれています。そのためミミズの尿は窒素肥料として活用できるのです!
窒素は、茎・葉・根の生育に役立つため、植物にとって必要な成分です。
窒素以外にも…
ミミズの尿には、アンモニア以外にも、微量の酵素を含んでいるため、微生物も増殖するそうです。
また、殺菌力や薬効もあるそうです・・・何だか、まだまだ知られていない効果がありそうな気がしますね。
わが家の液肥
ミミズコンポストの容器によっては、液肥を取り出しやすいものもあるようですが、わが家の液肥は、土に浸み込んでいるため、取り出しにくいと思われます(笑)
そこで、正しいのかは分かりませんが、私なりに考えて、液肥を少しでも取り出せる方法を考えてみました。
液肥の取り出し方
水やりをする際に、水が落ちてくる場所に、カップを置きます。
以上!(笑)
ずっと置いておくと、蚊がわいてしまったり、悪い微生物が増殖しそうなので、“水やりをする時に” というのがポイントです。水が、落ちてこなくなったら、すぐに外して、すぐに使ってしまいます。
いったん土に浸み込んでいるので、濃厚な液肥ではないと思いますが、多少の栄養は流れ出てくるのでは?と思っています。
使い方
水やりをするときに、ジョーロに入れて、水で薄めて使ったり・・・
直接、「元気になぁれ~」と、野菜に与えたりしています。
おわりに
知れば知るほど、ミミズ様のパワーには、頭が上がりません。
まだ、(わが家流)液肥は、はじめたばかりなので、効果のほどは分かりませんが、気が向いたときに、続けていこうと思います。
追記
ちょうどハチミツの容器が空になったので、コレに入れてみました。
フタを外せば、液肥のキャッチがしやすくなります。
たっぷり入って、フタが出来るので、毎日水やりするような時は、ココに溜めておけます。
溜めたミミズ液肥は、 収納ボックス で一時保存しています。
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